こんにちは。mi-Reiです。
会社員をしています。
会社勤めを始めて数年経ちますが、新入社員の方々を見ているとまぶしいですね。瞳が澄んでいて、キラキラしています。
わたしの透明だった瞳はすっかり濁ってしまいました(笑)。
さて、そんなキラキラしている新社会人の方々(主にオフィスワーカー)に向けて、
「新社会人にこそおすすめしたい、仕事スピードを上げる方法3選」
をお送りします。
どれも、
「新人のときにやっておけばよかった!」
「これは実践していて良かった!」
とわたしが思っているものばかりです。
さっそく見ていきましょう!
目次
パソコン操作の高速化
パソコン(以下PC)操作の高速化とは、別にOSに詳しくなっておけ、とかいうものではありません。
「ショートカットキーをありったけ覚えて、使いこなせるようにしておきましょう」
という意味です。
当たり前かつ絶望的なことを申し上げるかもしれませんが、入社したばかりの頃は、どんな職場にいたとしても、実務に関する知識がありません。入社1日目から戦力になれるわけではありません。
ただ多くの場合、PCを使って仕事をすることになるでしょう。たとえいきなり業務につくわけでなくても、必要書類の作成やメール送信をすることになれば、必然的にPCを使うことになります。そこでショートカットキーの出番です。ショートカットキーとはPC操作の裏技みたいなもので、例えばコピーなら「Ctrlとcの同時押し」、貼り付けなら「Ctrlとvの同時押し」といった具合で、デジタルネイティブ世代には当たり前のことかもしれません。
でも、「AltとF4の同時押し」はご存知ですか?画面を閉じる操作が段違いに速くなります。普段の操作のほとんどにショートカットキーがあるといっても過言ではありません。まだまだご存じないキーがあると思います。
「これをすることで多少は速くなるけれど、マウスを使うのと大差ないのでは?」
という声も聞こえてきそうです。しかし、ショートカットキーを使えば、通常5秒かかる操作を1秒で済ませ、10秒かかる操作が3秒で片付くようになります。これが積もり積もると、「通常8時間かかる作業が6時間で終了する」という結果につながってくるのです。こうなれば、理論的には残業がなくなりますよね?
とはいうものの、そうそう思い通りにことは進まないものですが、この考え方を持っていて損はありません。
実際にわたしは、社会人1年目のときに、仕事のスピードを上げざるを得ない状況に直面しました。(業務量増加と残業規制のダブルパンチです。)
このときわたしが思いついた選択肢は2つ。
・業務に関する勉強をし、知識を身につけ、上司と同じスペックを手に入れる。
・PCの時短操作で、無駄な時間を可能な限り削ぎ落す。
前者は無理ですね(笑)。現実味と速攻性があるのは後者です。
まずは1日3個くらいのペースでショートカットキーを覚え、取り急ぎ30個くらい使いこなせるようになったと思います。
この状況を乗り切ったあとも追加でキーを覚え、今では50個くらい指が覚えています。
マウスを使わずにキーボードだけで操作を完結させるのは、意味のある時短技術です。
ただ、ショートカットキーの重要性にもう少し早く気づけばよかった、入社前から練習しておきたかったなと、わたしは思っています。
ビジネスマナーの習得
身に着けておきたいビジネスマナーは大まかに3種類あります。
「振る舞い方」「書くこと」「話すこと」です。
マナーと聞いて真っ先に思いつくのが、名刺交換などに代表される「振る舞い方」だと思います。確かにいろいろなマナーを知っておくことも大事ですが、まずは特に重要な3つ、
・挨拶
・笑顔
・ありがとうございます
をデフォルトで装備しましょう。この3つで仕事の大半は何とかなります。
次に「書くこと」です。文章力と言い換えてもいいと思います。メールや書類作成など文章を書く機会は数多くあり、慣れていなければ非常に時間のかかる作業です。でも文章を書くのに必要なのは、センスではなく技術です。なるべく早い段階で身につけて、サクサク仕事を進めましょう。
ちなみにわたしは「日本語の作文技術」(本多勝一、朝日文庫)という本を読んで、文章力を改善しました。ある新聞記者が、記事を描き続ける中で培ったノウハウが体系的にまとめられた良書です。取り急ぎ4章まで読むだけでも文章は改善されてきたな、というのがわたしの実感です。
そして「話すこと」、主に電話です。
言い回しを知っているだけで驚くほど円滑に仕事を進められる一方、少し間違えばすぐにクレームを生んでしまうのが電話でのコミュニケーションです。怒られることで心も時間も削られてしまうのはもったいないですよね。
電話対応についても数多くの書籍が出版されていますが、わたしはあえて「大人の国語力大全」をインプットに使いました。
多くのビジネスマナー本でも必要なテクニックを習得できますが、この本では電話やメールにおける本質「日本語」を学べます。体幹がしっかりしていれば多少揺れてもブレないのと同じように、本質である日本語がしっかりしていれば、個々の社内研修・マニュアルを学んだあとでも業務に活きてきます。
自分の時間をちょっとだけ勉強に使う
目先の技術だけではなく、業務に関する知識を身につけることも、仕事のスピードを上げるうえでは重要です。英語を例にとってみると、英語で書かれた書類を業務で使用する場合、わからない単語を逐一辞書で調べるより、勉強して頭に定着させておくことで、調べ物をする時間をどんどん短縮することができます。
注意していただきたいのは「仕事に関係する勉強」をするということです。仕事のスピードを上げたり質を高めたりするために勉強するのなら、なるべく仕事に関係することを勉強するようにしてください。
社会人になっても勉強は終わりません!まだまだこれからです!
最後に。
いかがでしたでしょうか。
社会人になって感じたことですが、実のところ、入社前から既に差がついています!
常にリードできるほどではなくとも、置いていかれないようにしましょうね。