隣の人、どんなこと考えてるんだろう?

日々のちょっとした習慣で賢く生きていく

純日本人のわたしが、ネイティブスピーカーに「You are a good English speaker!」と褒められるまで。

こんにちは。mi-Reiです。

 

英語を使うニーズが高まっているいま、英語を話す必要に迫られて、発音に悩む方も多いのではないでしょうか。

 

わたしも英語の発音に悩み試行錯誤をしていた時期がありました。

 

でもあるとき、コツをつかんだことで、発音が劇的によくなったのです!

 

あれは当時まだ大学生だった頃、アパレルでバイトをしていたときでした。英語圏のネイティブスピーカーの方と話す機会があり、

その別れ際、

 

「Thank you. You are a good English speaker!」

 

と、お褒めの言葉をいただいたのです!

うれしくて泣きそうになりました!

(まぁ、泣かんかったけど)

 

でもわたしは、帰国子女でもなければ長期留学経験もない、純日本人です。そんなわたしがつかんだコツをお伝えしたいと思います。

 

f:id:mi-Rei:20200506191854j:plain

 

目次

 

合唱団で外国語曲に取り組む中で気づいた本質

当時わたしは大学生で、合唱団に所属していました。

日本語の曲を歌うこともあれば、英語の曲を練習することもあります。

当然うまく発音することも重要です。

そこでわたしが学んだ、発音において重要な訓練。それは、

 

「口の形」、もっと言うと「舌の位置」

 

です。

つまり「発音が良い」をより噛み砕いていうと、

 

正しい口形(くちの開け方)、正しい下の位置で、音声を発すること

 

なんですね。

合唱や歌をやっていると当たり前のことなのですが、こと英語学習になると、多くの方が意識していないポイントではないでしょうか。

 

日本語の発音では曖昧にしゃべっても問題ないところが、英語についてはより細かく区別されている、といったイメージで、「この文字はこう発音する」というルールがあるのです。

 

のちに調べて分かったのですが、発音と口形の関係については「音声学」という学問が既に存在しているようです。

 

このポイントを押さえておけば、ほとんどの英語について、つづりどおりに発音するだけで、きれいにしゃべることができると感じています。

 

ではここから、意識すべきことを具体的に説明していきます。

 

発音を良くするために意識すべき7つのこと 

1.まずはカタカナ読みから脱却する。

例えば、” team”を「チーム」と読んだり、”dream” を「ドリーム」と読むのをやめましょう。

” team”であれば「ティーム」の方が正解に近いですし、”dream”なら「ドゥリーム」です。

もっと言えば、発音記号を見ると”dream”は「ジュリーム」に近くなってくるのですが、ここで詳述せずにすすみましょう。

 

まずは第一段階として「カタカナ表記をそのまま読むのをやめる」ことです。

 

2.LとRを区別する。

最初の関門です。

Lでは、舌の先端を、上2本の前歯の中間点の付け根につけ、それを離すと同時に声を出すと、Lの発音になります。

日本語の「らりるれろ」は、

ほぼ「La, Li, Lu, Le, Lo」だと思ってください。

 

これに対してRは、

舌の両サイドを奥歯歯の付け根あたりにつけ、それを離すと同時に声を出す

ようにします。舌の先端が多少口内上部に触れていても構いません。

主観的には、Rは若干くぐもった感じになります。

-erや-arのように語尾につく場合も同様です。

 

3.LとNの発音で、舌の位置に注意する。

Lの発音は上述の通りで、Nの発音は少し似ています。

Nでは、舌の先端を上4本の前歯の付け根につけ、それを離すと同時に声を出すようにします。

ここで、Nの発音では「Ni」と日本語の「に」で大きく違うことがわかります。

なぜなら、日本語の「に」は、発音的には「Nyi」であり、本来「にゃ行」に属するべきものだからです。

試しに“Cleaning”(掃除)という単語を発音してみましょう。もはや「クリーニング」ではないはずです。

 

4.”Th”の発音を、SやZと区別する。

どちらも、上下両方の歯に舌をつけ、その間から息を漏れさせるように発音する、という点では”Th”もSやZと似ています。ですがこのとき、

 

”Th”では上の歯と下の歯は離れていて、

SやZだと上の歯と下の歯はくっついて閉じている

 

という点で異なります。

 

5.ⅰの発音では口の形

ⅰは「愛」ではありません。口角を上げる必要はないのです。口はやや縦に開けるようにします。

余裕があれば、息の流し方にも気を配ってください。息が口からだけ出るのではなく、鼻にも通すような感じで発音してみてください。

 

6.”a”は「ア」の口形で「エ」

読んで字のごとくです。日本語で「ア」と言うときの口の形で「エ」と発音します。(主観です。)

 

7.FやVは、下唇に上前歯を乗せて、息を吐くだけ。

これも読んで字のごとくです。これを意識することで、“V”と“B”の発音を区別しやすくなります。

 

ここで説明した7つの方法はあくまで初学者向けです。

慣れてきたら、単語帳の発音記号と音声、つづりを照らし合わせながら、発音練習してみましょう。

 

わたしはこうやって練習しています。

さて、きれいに発音する方法がわかったところで、

「そんなに都合よくネイティブスピーカーのお客さんが現れてくれない!」

というのが現実です。

 

そこでわたしが実践しているのが、趣味とのかけ算、

 

「アニソンの英語カバーを、カラオケで歌えるように練習する」

 

です。

自分の好きな曲を英語でカバーしている動画をYouTubeで探し、あとはその人の真似をして、歌えるようにしてみましょう。

発音の練習になるだけでなく、

・発音しているうちに、単語と単語の音のつながり(リエゾンといいます)がわかってくる。

・自然と聞き取り能力も向上する。

・口語的な言い回しを知るきっかけになる

・単純に楽しい!

・歌えたらもっと楽しい!!

・カラオケで友達に自慢できる!(笑)

といったメリットがあります。

 

「好きこそものの上手なれ」ですね。

 

音楽や歌うことよりも映画やドラマが好きな方は、そちらのセリフを何度も真似てみても良いと思います。

 

これを続けた結果、わたしにどういう変化が訪れたのでしょうか。

たまに仕事でプレゼン(英語)をする機会がありますが、帰国子女である先輩に、

「発音がきれい」

というフィードバックをもらったりします。

 

趣味や好きなこととのかけ算で、ぜひ英語のきれいな発音を手に入れて下さい!

プライバシーポリシー